2012年12月18日火曜日

海外でパケ死しない為のデータ通信(海外SIMカード)利用について

海外でスマートフォン(docomo,Softbank,au)を利用する場合の料金(定額制)

各社1日あたり20万パケット(25MB)前後で1980円、20万パケット以上は最大で2980円の定額料金となっている。ただし、海外ダブル定額事業者以外は従量制となり、高額となる恐れがあるため注意が必要。


海外でスマートフォン(docomo,Softbank,au)を利用する場合の設定

ドコモは「通信事業者の設定が不要」となっているようだが、一部機種では、海外に到着後、利用可能な通信事業者を手動で設定する必要がある。事前にドコモなどで確認しておいたほうがいいだろう。

auとソフトバンクは、対象事業者への接続が必要。「自動」の場合、定額対象事業者に接続されない。パケ死する。


海外の現地SIMカードの通信料金は?

通信事業者にもよるのだが、たとえばイギリスのスリー社の料金は、1GB/月で7.5ポンド(約1000円)、10GB/月で15ポンド(約2000円)。韓国のKTは1日8000ウォン、香港のCSLは1日28香港ドル(約300円弱)と、日本に比べ安い。
T-Mobile(USA)場合は、1日3ドル(約260円弱)で利用できるプランもある。(国内通話とSMSが無料、200MBまで高速通信でき、200MB超は低速となる)

海外の現地SIMカードを使うには?


海外でスマートフォンを使うには、そのスマートフォンがSIMフリーである必要がある。ドコモ・au・ソフトバンクのスマートフォンは、SIMカードを特定のキャリアでしか使えないようにして顧客を囲い込む仕組みで、SIMロックがかかっている。
このロックを解除したものをSIMフリーという。

まず、auは通信方式が独自のため、海外の現地SIMを使うことはできない。auのスマートフォンを海外で使いたいなら、SIMフリーのポケットWiFiを利用する。

ソフトバンクとドコモの場合、契約者であれば3150円の手数料を支払って、SIMロックを解除してもらうことができる。

スマートフォンのバンド(対応周波数帯)を確認

対応しているバンド(周波数帯)の確認も必要だ。いま持っているスマートフォンが現地事業者のバンドに対応している必要がある。
たとえば、T-Mobile(USA)場合は バンドIV とよばれる周波数帯を使用しており、対応しているスマートフォンは限られる。Wikipedia W-CDMA

海外で利用が多いなら、海外のSIMフリー端末を持つのもいいのでは。たとえば、Google Nexus S は T-Mobile のバンドにも対応し、対応するバンドも多い。

海外のWiFiルータで利用する方法

たとえ今もっているスマートフォンの周波数帯があわなくても、ポケットWiFiなどで利用する方法がある。中国ファーウェイのUMG587などは、バンドIV にも対応しており、各国で広く使用出来る周波数帯に対応する。ただ、海外でもSIMロックがあり、UMG587もSIMフリーのものが必要となる。

WiFiルータであれば、スマートフォンの周波数帯があわなくてもWiFi経由でネット接続ができ、複数台使用する場合にも1契約ですみ便利だ。

ただし、海外モデルは技適マークが付いておらず、各内では法的に使用できないので注意。
技適マークについては、ここを参考にしてほしい。




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