TeamViererはルータ越えをした、パソコンの遠隔操作やサポートを行うことができる有名なソフト、商用でなければ無料で利用することができる。クライアント側でのインストールも不要で、IDとPWだけでインターネット経由の接続が可能となる。
接続の際は、TeamVierer専用サーバ経由での接続となるのだが、今回はSSHサーバでトンネリングを行い、TeamVierer専用サーバを経由しないで接続実験をしてみた。
接続先が無人の場合は、別にWOLの設定と固定パスワード、起動時の常駐設定(インストール)が必要となる。
まずSSHサーバにログインし、ポートフォワードを設定する。TeraTermでは [設定] - [SSH転送] で Port 80 と 5938 を転送設定する。
接続先のPCでは、メニューバーより[その他] - [オプション] - [全般] の「ローカルネットワークでの接続(IPアドレス使用)」で「受信LAN接続」を「同意のみ」にし、設定をLANでの接続方法に変更する。
受信LAN接続については、接続先PCのみでよい。理由は接続元端末も設定してしまうと、Port番号が重なるからだ。このソフトはサードとクライアントの位置づけがない、そのため Portは意図的に切り分ける必要があるのだ。
上記設定ができたら接続元端末より、TeamViererを起動し、接続先を localhost または 127.0.0.1 で接続。パスワードの入力画面で接続先で設定(固定パスワードを設定してない場合はランダムPW)したパスワードを入力したら接続できるようになる。
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