2013年2月6日水曜日

初心者でもできる「Chromeリモートデスクトップ」で簡単遠隔操作!

外出先から自宅のパソコンにリモート接続する、ちょっと知識のある方なら簡単に実現できるだろう。
しかし、ルータやネットワークの知識が無い場合は、たとえ接続できたとしてもセキュリティ上不安がある。


「Chromeリモートデスクトップ」では、ルータの設定や特別なネットワークの知識は不要。だれでも簡単に遠隔操作を実現できる。また、クリップボード(テキスト)のやり取りも可能。

認証にはGoogleのアカウントを使用するため、アカウントを持っていない人は登録が必要。


「Chromeリモートデスクトップ」で自分(同一アカウント)のパソコンにリモート接続

Chromeリモートデスクトップ アプリを追加

今回はWindows7での使用例、まずはアプリを追加しよう。
「Chromeリモートデスクトップアプリ」にアクセスし、右上にある[CHROMEに追加]でアプリを追加する。もう一台にも同様にアプリを追加しておく。

Chromeリモートデスクトップアプリでルータ越え



ファイルのダウンロードが始まりインストールが完了すると、右上のアイコンがグリーン色の「アプリを起動」になるのでクリックする。



下のような認証の確認画面があらわれる、「続行」をクリック




次の画面ではアクセス許可を求められる、内容を確認して「アクセスを許可」




「リモート サポート」、「マイパソコン」の選択画面。知り合いからサポートを受けたい、又はサポートしたい場合は「リモートサポート」を選択、これはGoogleの別アカウント間でのアクセスが可能となる。

今回は自分でリモートアクセスするため「マイパソコン」を選択。




リモートアクセスを有効にする

次の画面で「リモートアクセスを有効にする」をクリック。





PINコードによる保護

PINコードの入力画面。下記メッセージではわかりにくのだが、PINコードは"6桁"以上入力する必要がある。このPINコードは、他人から推測されない長いPINコードにしておくこと!

ChromeリモートデスクトップPINコードの入力



PINコードを入力し「OK」を押下すると、何度か「ユーザアカウント制御」の確認があらわれるので、「はい」を選択しておく。




ここでPINコードの入力を求められるので、先ほど登録したPINコードを入力。



次の画面ではあらかじめ「スリープ」の設定をOFFにするよう警告がでる、確認しておこう。




マイパソコンには、自分のPC名が表示される。同様にもう一台のPCも同じように設定を行う。
PINコードはそれぞれ違うものでも、同じものでも問題はない。




自分のPCにリモート接続

追加が完了したら、[F5]キーでブラウザのリロードをすると、PCが追加される。
早速接続してみよう、接続先のPCを選択する。




PINコードの入力を求められるので、接続先PCのPINコードを入力。




接続が成功すると、ブラウザ上に接続先PCの画面がでる。
マルチモニターのPCに接続した場合、初期設定では下のように画面が縮小されるため、上部の赤丸印した箇所をクリックして設定を変更する。

Chromeリモートデスクトップで簡単リモート接続




「画面のオプション」の「元のサイズ」を選択すると等倍画面となり、スクロールバーで画面を移動できる。

Chromeリモートデスクトップ、画面表示の変更








ルータ越えできるソフトとしては「TeamViewer」も有名だが、「Chromeリモートデスクトップ」では、転送サーバを経由せず接続できるのでレスポンスがいい。




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