2014年1月25日土曜日

ハードディスクの交換でWindows Updateができなくなる、実はAFTが原因かも!

非AFTからAFTへのHDD交換

最近売れれているHDDはほとんどがAFT(アドバンスド・フォーマット・テクノロジー)となっている。

AFTは、いままでセクタを512バイトであったものを4Kバイトとし、プラッタの容量を増やしている。





OSで対応しているものは、Vista SP1以降、Windows7 SP1以降となっている。
また、ubuntu でも10.04以降でAFTに対応する。


問題になるのが、非AFTからAFTのHDDに入替えるとき。

XPの場合は、アライメントのズレが生じるため、HDDベンダーなどから提供されているアライメント調整ツールを適用させる必要がある。

Vistaや7の場合は、まずサービスパックをSP1以上に上げておく必要がある


Vista or Windows7 非AFTからAFTのHDDへ

まず、サービスパックをSP1以上にしておく。
下の画面はVistaのものだが、Windows7でも同様の手順である。







インテルのサイトより、AHCIドライバーをダウンロードする。
今回、Vista用のAHCIドライバーが見つからなかったが、Windows7用のもので動作した。

https://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?lang=jpn&DwnldID=20110





HDDのコピーを行い、起動後直ぐに下記の処理を行う。このときUpdateなどが動作しないよう、LANケーブルは抜いておく。

今回HDDのコピーに使用したのは、「こdo台 HI-SPEED」。

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フリーのツールでもコピーは可能だが、AFT対応のものを使用したほうがいいだろう。






非AFTからAFTハードディスクに載せ替えたら、起動後にデバイスマネージャーで、既存のAHCIドライバーを削除する。(バージョンが同じであっても一旦削除)







IntelからダウンロードしたAHCIドライバーをインストール。
インストールファイルは、解凍フォルダ内のGUIフォルダ内にある「iata_cd」である。





"iata_cd.exe" ファイルを実行すると、「インテル、ラピッド・ストレージ・テクノロジー」のメニュー。
指示にしたがって、インストール。




インストール後は、一旦再起動する。
起動後、WindowsUpdateを確認。無事に成功したようだ。



AFTの処理ができていないと、動画が再生できない、パフォーマンスの低下など、はっきりした症状がでないことが多いようだ。



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