早速注文したのが三菱レイヨンのクリンスイ「A601EX」、価格は送料込みで 30,750円、フィルタも付属しての価格だ。 取付は自分で行う。
よくあるデザインの水栓だが、シンクの上部から取付が出来るのと、特殊な工具が必要ないので便利。
三菱レイヨンといえば、以前「ほこxたて」に出ていた。オレンジジュースや赤さびをろ過する動画がPRに使われている。不織布と活性炭、中空糸膜フィルターを使用してろ過している。市販されている浄水器の多くがこの仕様である。他の浄水器は実験していないので性能は不明だが、動画で流しているのは嘘ではないだろう。
立水栓の取付
取付は簡単。まずシンクの天板に36~40mmの穴が必要、これは以前の浄水器の立水栓の穴がある。新規で穴をあける場合は、ドリルとホールソーが必要。ドリルはホームセンターなどでレンタルできるところもある。作業をはじめる前に、シンクの下の棚や入っているモノは全て外しておく。あと洗面器と雑巾を容易しておく。また、止水栓で水、給湯とも必ず止めておく。(止水栓がないお宅は元栓)
立水栓のベース(下部)を一度取り外し、正面(穴が開いている)から見て右側のネジを一度外しておく。下の写真のように、斜めに挿入する。
ベースが入ったら、正面の穴が前になるように付属の六角レンチでネジをしめる。
固定ができたら、本体部を上から挿入。正面の穴にネジを入れ、六角レンチで固定。ネジ穴に付属のプラスチックキャップを入れて立水栓の設置は完了。
配管の取付
配管の取付も難しくはない、分岐用の配管パーツも付属している。ただ我が家の場合は、ジョイントが一つ必要となった、小さなパーツだが735円もした。水まわりのパーツは意外と高い。
下の写真は、分岐栓より止水栓までを取り付けた写真。この先に付属のフレキシ管を付ける。
フレキシ管には必ずパッキンを付ける、付け忘れると水漏れをおこすので忘れずに。
浄水器と立水栓をつなぐホース2本は、付属のジョイントカプラーを取り付ける。このときにもパッキンが必要となるので、忘れないで取り付ける。
浄水器と立水栓をつなぐホースは、INとOUTを間違えずに挿入する。銅管の黒いラインまで差し込めばOK。ホースと銅管には、INとOUTと矢印が印字されているので、わかりやすい。
間違えて挿してしまったばあいは、カプラーのゴム部分をドライバーなどで押さえながら抜く。
フレキシ管を分岐水栓と立水栓につなぐ、クドイようだがパッキンを忘れずに。フレキシ管は5cm以上曲げないこと、ゆるやかなカーブになるように曲げておく。
あとは浄水器にIN、OUTのホースを間違えずに付ける。これで配管は完了だ。
通水と最終作業
給湯と水の止水栓をゆるめ、浄水器の止水栓をマイナスドライバーでゆるめる。
浄水器を通水しながら、フィルターを3回ほど上向き下向きに回転させ、フィルター内部の空気を抜く。これをしないと立水栓の水切れが悪くなる。
以上で作業終了。
水量が多く、場所も取らず使いやすいのがビルトインのいいところ。
デメリットは浄水後のホース内は塩素がないので、しばらく水を使わなかった場合に、捨て水する必要がある。また衛生的にホースなどを定期的に交換する必要がある。
浄水器に蛇口直結型があるが、実は
蛇口直結型の方が衛生的にはいいだろう。
浄水器を購入するときに迷ったのだが、スペースとデザインでビルトインになった。
とくに三菱レイヨンの蛇口直結型はいい。フィルタの一部が透明になっており、使用後にどれだけ汚れているか確認できる。また、フィルタから直接浄水が出るので、フィルタ交換時に浄水口が新品になる。デジタルメーターがついているものもあり、どれだけ使ったのかがわかる。
仕組みは同じなので、浄水性能はさほど変わりはないが、デメリットとして、水量が少ないのと、蛇口に取り付ける分スペースをとる。また、現在の蛇口より5cmほど蛇口が低くなる。
あとはコスト面だが、これは一概にいえない。
フィルターは、ビルトイン型が通販で約8,000円(8000L)。蛇口直結型が1個あたり約3,000円(900L)で購入できる。(金額は送料込み)
本体価格を考慮して、一日に使用する量が多い場合は、ビルトインの大きなフィルタの方がコストダウンになる。でもあまり使わないのであれば、蛇口直結型のほうが安いのではないだろうか。
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