2012年11月25日日曜日

タイヤ交換を自分でする(ウィッシュの適正トルク)


 
 ウィッシュのタイヤ交換。夏タイヤとスタッドレスタイヤの交換を年2回、自分で行なっている。


業者に依頼すると工賃は4本で6000円ほどかかる。







タイヤ交換の準備


油圧ジャッキ

  
 自分でタイヤ交換をするのに必要な道具、油圧ジャッキ、トルクレンチ、十字レンチ、タイヤドメなど。

ホームセンターやカーショップなどで、油圧ジャッキは2000円、トルクレンチは3000円、十字レンチは1000円ほどで購入可能。約1回分の工賃でそろえられるだろう。

なお、タイヤドメはブロックなどで代用している。





ウィッシュの適正トルク値

タイヤ交換時に必要なトルク値は、車のマニュアルなどに書かれている、ウィッシュの場合は105N.m(1050kgf・cm)となっている。

不明な場合はディーラーに問い合わせると教えてくれる。



トルクレンチ

適正トルクで締めつけるには、このトルクレンチなる物が必要。正しいトルク値でナットを締めることが可能。


トルクレンチの設定

トルク値の設定は、まずロックを解除し、目盛を見ながら取手を回転させていく。

この製品は本体側に14N・mごとに目盛があり、取手側で1N・mごとに設定できるようになっている。

例えば105N・mに設定したいのであれば、まず本体側を98N・mの目盛まで移動し、取手側を「7」に設定。

98N・m + 7N・m = 105N・m
というように設定する。



ウィッシュの前輪ジャッキアップポイント

ジャッキアップするときに、どこにジャッキを当てるのか確認しておく。わかならな場合は事前にディーラーなどで確認しておこう。

フロント側は、赤丸の箇所。







ウィッシュの後輪ジャッキアップポイント

リア側はスペアタイヤの奥に突起のあるこの箇所だ。


















タイヤ交換



ジャッキアップをする前に、交換する箇所以外のタイヤドメを行う。前輪から行うのであれば、後輪にタイヤドメをする。

ジャッキアップする前に予めナットを緩めておく。









ジャッキアップは必ず平らな水平な場所で行う。
なお、風の強い日は避けたほうがいい。

ジャッキは油圧ネジを右に一杯回しておく。左に回すと油圧が下がる。

まずはフロント側から。ジャッキアップするときに、ジャッキのお皿にゴム板を挟んでいる。これは傷防止のため。







スタッドタイヤはブリヂストンのREVO1。サイズは 195/65R15。

ホイールは汎用タイプとなっており、後々車を買い換えても使える可能性が高い。

ウィッシュの適合タイヤとして他に、195/60R16。
純正は205/50R17。









タイヤは、「ブリヂストン ファイアストン ワイドオーバル」今年4月に購入したもの。





タイヤを外したら、ブレーキまわりを確認しておこう。ブレーキパッドは今年交換したばかり、ディスクは9年間も乗っていると、さすがに巣やサビが発生している。

でもまだまだ乗れる。








スタッドタイヤのハメこみ。ナットは写真のように対角線に締めていく。

この段階ではキツく締める必要はない。

両輪のナットを締めたら、油圧を下げてジャッキを外す。





今回のタイヤは回転方向に指定はないが、タイヤによって写真のように回転方向が書いてあるものは間違えないように注意。












リア側のジャッキアップ。

突起が皿の中に入るようにジャッキアップを行う。リア側は結構高い位置まで上げないと、タイヤが浮かない。


トルクレンチの使用


全タイヤの交換が終わったら、最後にトルクレンチでナットを締めていく。

設定値を再確認し、レンチを回して「カチッ、カチッ」となるまで全ナットを締めていく。





最後にホイールキャップをつけたら完了。

作業時間は1時間弱、なお作業は自己責任で。



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