いままで、FlashBuilderで開発を行なってきたのだが、いろいろと制約もあり、Javaでの開発も必要であると感じた。
Java SDKのインストール
早速SDKからインストールをする、まずオラクルのダウンロードサイトより、該当SDKをダウンロードする。http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/
Java SE Development Kit 6 Update 32 Windows x64 (64-bit) をダウンロード。インストールを行う。インストールフォルダはデフォルト "C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_32" とした。
JDKのPath設定
Java VM(仮想マシン)を起動させるため、JDKにPathを設定する必要がある。システム環境変数へPathを追加する。
[コンピューター] を右クリックで[プロパティ] あるいは [Windowsキー] + [Pause] などで、システム画面を開き、[システムの詳細設定] -> [詳細設定] -> [環境変数] を開き、システム環境変数の[新規]をクリック。
下記のような変数を追加する(jdkのバージョンに注意)
変数名:JAVA_HOME
変数値:C:Program File\Java\jdk1.6.0_32
システム環境変数より "Path" を編集して、 "JAVA_HOME"へのPathを追加する。
;%JAVA_HOME%\bin
正しくPathが通っているかコマンドプロンプトで確認。
C:\Users\user>javac -version javac 1.6.0_32
Eclipseのインストール
続いてEclipseのダウンロード。多数あるが、「Eclipse IDE for Java EE Developers」は全入、「Eclipse Classic」は基本のみ、「Eclipse IDE for Java Developer」は一部のプラグインが入っている。後からプラグインを入れることは容易にできるが、ディスク容量に余裕があるなら「Eclipse IDE for Java EE Developers」でもいいだろう。今回はこれにする。
現時点での最新バージョンは、Indigo(3.7.2)である。
Eclipseはインストーラーがなく、ダウンロードしたzipを解凍する。後々のことを考えれると、出来るだけ浅い階層に置くといいだろう。自分は "C:\eclipse" へ展開した。
展開したフォルダ内に "eclipse.exe" が存在する、管理者として実行できるように、右クリックでプロパティを開き、互換性タブ内の「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れておく。
設定ができたら、起動確認。 "eclipse.exe" を起動すると、ワークスペースの場所をきかれる。
今後バックアップがとり易いように、ワークスペースは "C:\eclipse\workspace" に作成した。
正常に起動することが確認できたら、一旦 Ecripse を終了。
Android SDKのインストール
Android SDKのダウンロードサイト(http://developer.android.com/sdk/)より、最新のSDKをダウンロードする。Windows版は、zipとexe形式があるが、exe形式でいいだろう。インストーラーを起動して、インストールをする。インストール先はデフォルトにしておく。
インストールするパッケージを選択する、ディスクスペースは十分あるので、すべて入れておく。
「Accept All」にチェックを入れて、インストールを進める。
このインストール作業はかなり時間がかかるので覚悟してほしい、自分は50分ほど時間がかかった。
またメーカーごとのパッケージも選択した場合は、途中でログインを求められることがあるが、とりあえずキャンセル。
ADT(Android Development Tools)プラグインのインストール
AndroidのEclipse開発用プラグインにADT(Android Development Tools)をインストールする。
Eclipseの [Help] -> [Install New Software] を起動。[ADD] をクリックし、下記ロケーションを追加する。(表示されるまでに時間がかかる場合がある)
Name:ADT、Lovation:https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
ライセンス確認画面で、I accept...にチェックを入れて進む。
途中確認画面が出たりします、最後までいくと下の画面に。Restart して完了。
Android SDK のロケーション設定とJRE/JDKの設定
[Window] -> [Preferences] より、SDKロケーションの設定を行う。右メニューより、Android を選び、Android SDK をインストールしたフォルダを指定する。インストールフォルダがデフォルトの場合は、"C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk" になっているはずだ。古いバージョンのJavaを使っていた場合は、JREの設定を確認しておく。同様の画面(Preferences)より、[Java] -> [Installed JREs] を開き、JDKの場所を設定。
ついでに、ソースコードに行番号を表示させておく。デフォルトは非表示になっているので、マニュアルで行番号を表示させる必要がある。
[General] -> [Editors] -> [Text Editors] で、「Show line numbers」 にチェックを入れる。
AVDの追加
Androidのエミュレータを追加する。このエミュレータはかなり重い、自分の環境では Android 3.x はとても動きそうにない。実機があるならUSBデバッグの方がいいかもしれないが、しばらくは 2.3.x で利用するので、入れておく。Ecripse より、[Window] -> [AVD Maneger] を開き、[New...] をクリック。
Xperia ray 用のAVDを追加してみる。Targetは 「EDK(Sony Ericsson Mobile Communications AB) - API Level10)」。画面サイズはWVGA854、あとはデフォルトでいいだろう。[Create AVD] で追加される。
追加したAVDでの起動確認。下のようなエミュレータが現れる。
Eclipse の日本語化
英語でもあまり不都合はないのだが、Pleiadesとよばれる動的翻訳ツールがあるので利用してみる。下記サイトより、安定版 Pleiades 本体をダウンロードする。
http://mergedoc.sourceforge.jp/
ダウンロードしたzipファイルを適当なフォルダに解凍する。
解凍したファイルを、Ecripse のインストールフォルダへコピーする、この時 plugins フォルダ内のファイルの上書き確認が出るので、すべて上書きする。
eclipse フォルダ内にある "eclipse.ini" を編集する、この時改行コードが正しく扱えるテキストエディタで編集する。(メモ帳はNG)自分は秀丸エディタを使用している。
"eclipse.ini" の最終行に、下記を追記し、上書き保存する。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
プラグインを有効にするため、"eclipse.exe -clean.cmd" を実行する(初回1度だけ)起動後は、日本語化された状態となる。
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