2012年6月7日木曜日

インクジェット・プリンタヘッドの洗浄

CanonのIP4100R、ある日突然顔料インク(3eBK)が印刷されなくなった。原因は不明だが、目詰まりも考えられる。
パッターン印刷を実行すると、下のように出力。

正常に動作していれば、7Cの上に3BKが印字されることになる。何度かプリンタのヘッドクリーニング機能を行ったが、まったく印字されない。





目詰りの場合は、大半ヘッドを洗浄すればなおる事が多い。ヘッドそのものを交換する方法もあるが、ヘッドは高額なので、ヘッドを替えるなら、プリンタを買い替えたほうがいいだろう。

早速、洗浄作業に入る。まずヘッドをプリンタ本体から取り外す、作業は至って簡単。下の写真の赤丸にストッパーが当たるので、手前に倒すようにすると取り外せる。


ヘッドだけでなく、各インクも外しておく。洗浄は、インクの入っていたところから水ですすぐ、目詰りがひどい場合は専用の洗浄液などを使用。

この時プリンタヘッドに触れないように注意。インクが出てくる箇所は非常デリケート、ちょっと傷をつけただけでオシャカになる、絶対に触れないようにしよう。



 洗浄していて気づいたのだが、どうも 3eBK のインクがヘッドから流れ落ちているので、詰まっていない様子。・・・ということは、基盤系の故障。これは治らない。ショックである。

 ちなみにプリンタヘッド専用の洗浄液が販売されているが、染料系も顔料系も目詰りは、「イソプロピルアルコール」が使われていることが多い。じつは自動車の水抜き剤も「イソプロピルアルコール」だ。
自分が使うなら、 水抜き剤で十分かな。200円以内で購入できるし、余ったら車に使える。
 (作業は自己責任で)


 さて、基盤系の故障とわかったので、修理はできない。でもインク(補充液)はまだストックが多く残っている。3eBKは使えなくても、他のインクは消費するべきだろう。

「3eBK」は通常の白黒印刷で使用されるインク。光沢紙やCDラベル印刷時は「7BK」を使うことになる。なので、印刷時に光沢紙を指定することで、黒が印刷できるハズである。

左は普通紙印刷、右は光沢紙印刷で指定した結果。ちょっとインクのノリが強いけど、当面はこれで印刷するとしよう。



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