しかし、Googleが提供している「Googleマップ」アプリは、バージョンによってキャッシュの仕様が異なる。
Googleマップのオフライン機能(バージョン6.9以降)
新バージョン(6.9以降)では、キャッシュ(オフライン機能)について日本は非対応となってしまったようだ。たぶんゼンリンの地図を利用しているからかもしれない。
日本以外の地域、たとえば米国などは問題なく「オフライン機能」が利用できる。
試しに日本でオフライン機能を使用すると、下のようになる。
「メニュー」より「オフラインで使用する」にチェックを入れ、マップを表示。赤く「ここではオフラインマップは利用できません」と表示されてしまう。
Googleマップの旧バージョン(6.8.x)では、マップのキャッシュが現段階では利用できる。
Googleマップのアプリは初めからインストールされており、アンインストールはできないが、アップデートのアンインストールは可能。そのあとバージョン6.8.x の.apkをインストールしたらいいのだ。
自分はGmailで受信バージョン6.8.x の.apkファイルを添付して、インストールを行った。
バージョン6.8.x については、当然 Google Play では提供されていない。ダウンロード、インストールについては自己責任で!
無事にインストールが出来たとして、次に事前キャッシュの方法を確認。
Googleマップの事前キャッシュ(バージョン6.8.x)
事前キャッシュを利用するには、まず Labs で「地図の事前キャッシュ」を有効にする必要がある。本体の「メニュー」ボタン -> 「設定」 -> 「Labs」を開き、「地図の事前キャッシュ」のチェックボックスをONにする。
これで事前キャッシュが可能となる、まずは事前キャッシュしたいマップの中心をタップし、表示された住所をタップ、「地図を事前キャッシュ」を選択する。
キャッシュは指定したポイント周辺の16Kmが範囲となる。
事前キャッシュが成功すると、16Kmの範囲が表示された状態となる。
事前キャッシュの管理は、本体のメニューボタンより、「設定」->「キャッシュ」->「事前キャッシュ済み地図」で、削除や名前を付けられる。
なお、キャッシュはバージョン6.8.x の場合10件まで、バージョン6.9以降のオフライン機能では6件までの仕様となっている。
Googleマップは便利で操作性もいい、最新バージョンのオフライン機能をぜひ日本対応にしてほしい。
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