2012年11月27日火曜日

スマホとアプリの危険性を認識せよ


Androidアプリの危険性をインストール前にチェックする

Androidの不正アプリは急速に増えている、しかしスマホユーザーの認識は残念ながら低い。
不正アプリの数は、今年末には25万超と予想され、手口も巧妙化している。

 とくに電話帳や個人情報を目的としたものが増えているが、一番怖いのは電子マネーや金融系情報の流出ではないだろうか。



 まず、Androidアプリを使うにあたって、とくに Google Play 以外のサイトからのダウンロードは避けたほうがいいだろう。でも、Google Play からダウンロードしたら安全ということでもない。Google Play の中にも不正アプリが多く存在するからだ。


 ネットエージェントが運営するサイト「secroid」は、Androidアプリの危険性をリスクレベルで評価している。

リスクレベルは以下のように表示され、SAFE(安全)~DANGER(危険)の5段階である。
リスクレベル(危険度)の詳しい説明は、ここを参照。

DANGER
HIGH
MID
LOW
SAFE


ただし、リスクレベルが高いから必ず危険ということではないの留意してほしい。
ここで評価するのは、アプリにウイルスがあるとか、マルウェアなのかということではない。目的外の動作などを確認し、判断基準の一つとしてユーザ側での判断となる。




セキュリティソフトの導入

PCにセキュリティソフトがインストールされているように、Android端末にもセキュリティアプリは必須である。

Androidのセキュリティアプリは現在多数あり、有料版と無料版のものがある。無料版の中では、過去にブログでも紹介「avast! Free Mobile Security」がオススメ。

「avast! Free Mobile Security」はウイルス対策のみならず、アプリの動作監視や盗難対策機能も備えている。ただし、盗難対策機能についてはMVNOでは利用できないので注意。


スマホの盗難・紛失対策

MVNO以外で普通に携帯ショップで契約されている方は、「avast! Free Mobile Security」の盗難対策機能を使うのも有効である。また、他の有料版セキュリティソフトにはMVNOでも使える盗難対策機能を備えたソフトも存在する。

このような盗難対策機能は、GPSなどでスマホの場所を確認したり、リモートロック、リモート着信
、リモート消去などの機能を備えるものが多い。

だが紛失・盗難にあってもしばらく気づかない場合もあるだろう。まずは万が一のことを考えて、画面ロックを有効にしたり、パスワードの保存は極力避けたほうがいいだろう。これは盗難にあった場合に時間稼ぎにもなる


スマホは携帯ではなく、パソコンと認識する

スマートフォンは年々高機能で利便性が高くなっている、一方で危険性も比例して高くなる。
スマホはコンピューターであるという認識を持っている方は少ないのではないだろうか。

最近は社内Wifiに接続するなど、仕事にも活用されているケースも珍しくない。だがそのスマホがウイルスなどに感染していれば、ハッカーが別の端末のアクセスポイントとしてスマホを利用し、個人や企業情報を流出させてしまうような事ができてしまうのだ。

もちろん企業側でも対策は必要だが、まずは自分のスマホは自分で安全に利用することが大切である。



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