MVNOにパナソニックも参戦、月額2340円の「LTEエントリー」プランとは？

「LTEエントリー」プランの内容

MVNOにPanasonicのPanaSenseが提供する「LTEエントリー」プランが登場した。
http://ec-club.panasonic.jp/mall/sense/open/mvno/price/lte_entry.html

この「LTEエントリー」プランは、月額2,340円で3GBまで速度制限なしでの通信が行える。3GB超以降でも制限速度は512kbpsとなっており、速度制限では業界最速ではないだろうか。
実測が気になるところだ。

また現在は初月の通信料は無料となっている。


エリアはLTEとFOMA提供エリアとなっており、プラン名は「LTEエントリー」となっているが、速度は下り14Mbps／上り5.7Mbps（ベストエフォート）。
SIMカードは、標準SIMとMicroSIMが提供されている。

初期費用に3,150円必要で、2年間の契約の縛りがある。契約違約金は初月13,440円、2～24ヶ月目11,100円、25ヶ月目が更新月となり、26ヶ月以降は5,250円である。


レッツノート12年秋冬LTE搭載モデルは、標準SIMが搭載可能なモデルもあり、今回のPanaSenseが提供するMVNOもこれに合わせて発表されたものと思われる。

LTEエントリープランの設定

APN（接続先） ：lte.fenics.jp
ID（ユーザー名）：sense@s1.lte.fenics.jp
パスワード：sense
認証方式※：PAP
PDP Type※：IP
※設定が必要な場合のみ


LTEライトプラン、LTEスピードプランもほぼ同じ設定なのだが、ID（ユーザー名）がそれぞれ、sense@s2.lte.fenics.jp、sense@s3.lte.fenics.jp となっている。

「LTEエントリー」プランのSIMカットについて

SIMカードについては、「お客様ご自身での取り扱いによる過失で発生した破損に対してはすべて有償となります。」と書かれているので、SIMカットはしない方がいいだろう。

もしSIMカットをしてしまうと、「破損自責の場合の対応⇒オプションサービスの「SIM再発行手数料」にて対応させていただきます。」と書かれているので、SIM再発行手数料の3,275円が必要になる。
MicroSIMが選べるので、とりあえずMicroSIMで契約し、SIMアダプターで対応するといい。