複数VersionのOfficeをインストールした時の優先順位を変更する
Officeはインストールの順番によって、関連付けの優先度が変更されてしまう。基本的に後からインストールされたOfficeのVersionが優先されるのだ。
しかし、これを変更したい場合にその都度インストールし直すのは面倒。そこで下記コマンドで優先順位を入替える。
コマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行する。
下記はExcel2003の関連付けを優先させる例である。
"C:\Program Files\Microsoft Office\Office12\excel" /o
その他、PowerPont2003などは下のようなコマンドを実行
"C:\Program Files\Microsoft Office\Office12\powerpnt" /regserver
なお、Office2003以前のバージョンでは各アプリケーションごとにコマンドを実行する必要がある。
このコマンドを実行する際、Versionによるフォルダの割当は下記のようになる。
Office 2003 → 「OFFICE11」
Office 2007 → 「OFFICE12」
Office 2010 → 「OFFICE14」
また、64bitOSにインストールした場合は、"Program Files" が "Program Files (x86)" と変わるので注意。
アプリケーションの自動修復を使った関連付けの変更
「アプリケーションの自動修復」で、関連付けを変更することも可能。たとえば、アプリケーション(Wordなど)を起動し「ヘルプ」より「アプリケーションの自動修復」を実行。
途中ダイアログボックスで「修復中に、ショートカットを元に戻す」と「ユーザ設定を破棄して規定の設定に戻す」の両方にチェックを入れる。
一般的にはこちらの方法が楽かもしれない。