しかし、ルータやネットワークの知識が無い場合は、たとえ接続できたとしてもセキュリティ上不安がある。
「Chromeリモートデスクトップ」では、ルータの設定や特別なネットワークの知識は不要。だれでも簡単に遠隔操作を実現できる。また、クリップボード(テキスト)のやり取りも可能。
認証にはGoogleのアカウントを使用するため、アカウントを持っていない人は登録が必要。
「Chromeリモートデスクトップ」で自分(同一アカウント)のパソコンにリモート接続
Chromeリモートデスクトップ アプリを追加
今回はWindows7での使用例、まずはアプリを追加しよう。「Chromeリモートデスクトップアプリ」にアクセスし、右上にある[CHROMEに追加]でアプリを追加する。もう一台にも同様にアプリを追加しておく。
ファイルのダウンロードが始まりインストールが完了すると、右上のアイコンがグリーン色の「アプリを起動」になるのでクリックする。
下のような認証の確認画面があらわれる、「続行」をクリック
次の画面ではアクセス許可を求められる、内容を確認して「アクセスを許可」
「リモート サポート」、「マイパソコン」の選択画面。知り合いからサポートを受けたい、又はサポートしたい場合は「リモートサポート」を選択、これはGoogleの別アカウント間でのアクセスが可能となる。
今回は自分でリモートアクセスするため「マイパソコン」を選択。
リモートアクセスを有効にする
次の画面で「リモートアクセスを有効にする」をクリック。PINコードによる保護
PINコードの入力画面。下記メッセージではわかりにくのだが、PINコードは"6桁"以上入力する必要がある。このPINコードは、他人から推測されない長いPINコードにしておくこと!PINコードを入力し「OK」を押下すると、何度か「ユーザアカウント制御」の確認があらわれるので、「はい」を選択しておく。
ここでPINコードの入力を求められるので、先ほど登録したPINコードを入力。
次の画面ではあらかじめ「スリープ」の設定をOFFにするよう警告がでる、確認しておこう。
マイパソコンには、自分のPC名が表示される。同様にもう一台のPCも同じように設定を行う。
PINコードはそれぞれ違うものでも、同じものでも問題はない。
自分のPCにリモート接続
追加が完了したら、[F5]キーでブラウザのリロードをすると、PCが追加される。早速接続してみよう、接続先のPCを選択する。
PINコードの入力を求められるので、接続先PCのPINコードを入力。
接続が成功すると、ブラウザ上に接続先PCの画面がでる。
マルチモニターのPCに接続した場合、初期設定では下のように画面が縮小されるため、上部の赤丸印した箇所をクリックして設定を変更する。
「画面のオプション」の「元のサイズ」を選択すると等倍画面となり、スクロールバーで画面を移動できる。
ルータ越えできるソフトとしては「TeamViewer」も有名だが、「Chromeリモートデスクトップ」では、転送サーバを経由せず接続できるのでレスポンスがいい。
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