FXとは?
外国為替証拠金取引のことで、証拠金(保証金)をFX業者に預け、為替差益(差損)や金利差によって売買を行なう取引。FXの利点とリスク
FXは「レバレッジ」により、わずかな資金で大きな金額の取引を行うことができる。この「レバレッジ」とは、テコの原理を意味する言葉で、例えば自己資金が5万円、FX業者のレバレッジ設定が最大20倍(5%)だとする。このとき、取引が行える金額は100万円となる。
このとき重要になってくるのが「証拠金」というキーワードだ。上記では5万円が証拠金となる。
たとえば上記の例で「証拠金維持率」が50%の業者だと、5万円 x 50% = 2.5万円となる。この2.5万円が「必要維持証拠金」である。このときFX取引で「必要維持証拠金」を割り込むと自動精算「ロスカット」となる。
「ロスカット」は、これ以上損益が大きくなる前に自動的に売り注文を出してしまうことだ。大きな損失を出してしまった場合、ロスカットで自己資金は失うが借金を背負うようなことはない。
上記の例では、100万円 - (5万円-2.5万円)=97.5万円。つまり取引中に現在のポジション(維持保有している外貨)が為替差損で97.5万円以下になると「ロスカット」が実行される。
※上記は総資産額が5万円の場合、ルールは各FX業者で異なるので確認して下さい。
FXで大きな損失を出さないためには
FXをやり始めた当初の資金は37万円である、これが9年間で現在は190万円ほど(運がよかったのもある)自分が取引を行うときに必ず決めている自分のルールがある。このルールのお陰で大きな損をせずにきたと自負している。
そのルールとは簡単なことだ。
まず生活資金で取引をしないこと、正しい判断ができなくなるからだ。
FXは投資というジャンルに入れられているが、ギャンブルであるという認識で行なっているので、小遣いの範囲内で行なっている。
次に大きな掛けに出るときは、儲け分だけでする。たとえば、自己資金20万円で、10万円の儲けがでたとき、大きな掛けは10万円の資金で行う。たとえ10万円を失っても、当初の自己資金20万円は手元に残るので、諦めがつく。
あとは、取引通貨は出来るだけ金利の高い通貨でする。これは損失が出た場合に、スワップポイント(金利差)で回復させることが出来るからだ。
実際今年は「豪ドル」で塩漬け状態のポジションを損失なく処理することができた。(円安になる前のことである)
豪ドル(現在)のスワップポイントは1日70円~80円、1年で25000円程度だ。
初心者は、初めはロウリスク、ロウリターンでの取引で、「レバレッジ」を2~3倍程度で始めるほうがいいだろう。
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