タイヤサイズの表記について
上の写真はダイハツ タントのタイヤだ。
タイヤにはサイズや性能などを示した表示がされている、この読み方について今回はタントで少し確認しておこう。
タイヤ表記は上記のような意味がある。
始めのタイヤサイズはmmで、タントの純正タイヤの場合は155mm。
2番めの 65 は扁平率を示しており、扁平率は65%。
偏平率とは、タイヤの断面幅に対する断面高さの比率。
計算方法は以下で求められる。
偏平率(%)= 断面の高さ ÷ タイヤの断面幅 × 100
3番めの R はラジアル構造を示す、トラックやバスの一部にはバイヤス構造が使われており、ここでは詳しく触れないが、興味のあるかたはグッドイヤーのウェブを参考に。
http://www.goodyear.co.jp/faq/advanced06_2.html
4番目の14はタイヤの適合インチを示している。
5番めのロードインデックス(LI)とは、タイヤ1本で支える事の出来る、最大負荷能力を示す指数。
この指数値が大きほど、タイヤ1本に対する荷重負荷能力が高い。
下記表を参考にしてほしい。
ロードインデックス(LI)
速度記号(スピードレンジ)
6番目の速度記号は、スピードレンジともよばれ、タイヤが走行できる最高速度を示している。
これについても下記表を参考にしてほしい。
タイヤを購入するときに注意すること
タイヤには他にも大事な情報が記されている、それは製造年月日だ。
上記はタントのタイヤ、アルファベット3桁のあとに、4桁数字が記されている。
この下2桁は製造年を示している、上記写真では「12」なので、2012年に製造されていることがわかる。
また上2桁は製造週を示しており、「23」はその年の23週目に製造されていることがわかる。
つまり、このタイヤは「2012年6月上旬」に製造されていることがわかるのだ。
タイヤを購入するときは、この製造年を確認しよう。
安売りしているタイヤで、古いタイヤが販売されていることもあるので注意。
古いタイヤは本来の性能を発揮できない。
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