Windowsとスマホでデータのコピーを行うには
簡単なことなのだが、意外と質問が多いのがスマホとPCのデータのやりとり。
クラウドにアップしてからやりとりしている方も多いのだが、動画や音楽データは転送時間がかかる。
自宅で無線LANを使っているのであれば、フォルダ共有を利用するのが手っ取り早いだろう。
なお、パソコンにはパスワードが設定されている必要がある。パスワードを設定していない方は、これを機会に設定することをお勧めする。
今回はWindows7での説明だが、他のOSでも大きな差はない。
まずWindows側で共有フォルダを設定しよう。任意のフォルダを右クリックし、「共有」-「ホームグループ(読み取り/書き込み)」を設定。
Windows側はこれだけなのだが、Windowsの環境によってはアクセス許可の設定も必要になる。
詳しくは下記サイトを参考にしてほしい。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc726004.aspx
「ESファイルエクスプローラー」で共有フォルダへアクセス
ESファイルエクスプローラーは、無料のアプリ。共有サーバや共有フォルダ、クラウドやFTPでの転送も行える優れたファイルマネージャだ。Google Playよりダウンロード可能。まずは、スマホを自宅の無線LAN に接続しよう。無線LAN 親機がバッファローをならば「AOSS」アプリで接続すると簡単である。
PCはIPアドレスで表示されるため、予め接続先PCのIPアドレスを確認しておこう。
パソコンのスタートから「プログラムとファイルの検索」窓に、cmdと入力。
黒いコマンド画面が現れたら、"ipconfig" を入力する。
表示された情報の「IPv4アドレス」が、パソコンのIPアドレスだ。
IPアドレスの確認ができたら、ESファイルエクスプローラーを起動。
デフォルトの画面はローカルフォルダとなっており、画面を左へスライドさせるとLANメニューへ切り替わる。
画面下の「検索」をタップすると、LAN上のPC検索が始まる。
目的のパソコンのIPアドレスが表示されたらタップし接続。接続先パソコンのユーザー名とパスワードを入力し、「OK」をタップ。
これで接続は完了、目的の共有フォルダが表示されているはず。
この共有フォルダを経由して、ファイルのやりとりを行えば、大きな動画や音楽データなどもストレスなく転送することができる。
本日はこれまで。