非AFTからAFTへのHDD交換
最近売れれているHDDはほとんどがAFT(アドバンスド・フォーマット・テクノロジー)となっている。AFTは、いままでセクタを512バイトであったものを4Kバイトとし、プラッタの容量を増やしている。
OSで対応しているものは、Vista SP1以降、Windows7 SP1以降となっている。
また、ubuntu でも10.04以降でAFTに対応する。
問題になるのが、非AFTからAFTのHDDに入替えるとき。
XPの場合は、アライメントのズレが生じるため、HDDベンダーなどから提供されているアライメント調整ツールを適用させる必要がある。
Vistaや7の場合は、まずサービスパックをSP1以上に上げておく必要がある
Vista or Windows7 非AFTからAFTのHDDへ
まず、サービスパックをSP1以上にしておく。下の画面はVistaのものだが、Windows7でも同様の手順である。
インテルのサイトより、AHCIドライバーをダウンロードする。
今回、Vista用のAHCIドライバーが見つからなかったが、Windows7用のもので動作した。
https://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?lang=jpn&DwnldID=20110
HDDのコピーを行い、起動後直ぐに下記の処理を行う。このときUpdateなどが動作しないよう、LANケーブルは抜いておく。
今回HDDのコピーに使用したのは、「こdo台 HI-SPEED」。
Amazon
フリーのツールでもコピーは可能だが、AFT対応のものを使用したほうがいいだろう。
非AFTからAFTハードディスクに載せ替えたら、起動後にデバイスマネージャーで、既存のAHCIドライバーを削除する。(バージョンが同じであっても一旦削除)
IntelからダウンロードしたAHCIドライバーをインストール。
インストールファイルは、解凍フォルダ内のGUIフォルダ内にある「iata_cd」である。
"iata_cd.exe" ファイルを実行すると、「インテル、ラピッド・ストレージ・テクノロジー」のメニュー。
指示にしたがって、インストール。
インストール後は、一旦再起動する。
起動後、WindowsUpdateを確認。無事に成功したようだ。
AFTの処理ができていないと、動画が再生できない、パフォーマンスの低下など、はっきりした症状がでないことが多いようだ。
0 件のコメント:
新しいコメントは書き込めません。